住宅ローン代行手数料は支払う必要ある?
こんにちは、株式会社武蔵小山不動産の吉沢です。
今回は、不動産を購入する時に発生する諸費用の中にある、【住宅ローン代行手数料】について説明いたします。
諸費用の中には、支払う必要がない項目が請求されるケースがありますので、参考にして頂ければ幸いです。
結論から言いますと、住宅ローン代行手数料は、節約することができます。
目次
住宅ローン代行手数料とは?
不動産を購入する場合、住宅ローンを組んで購入する方がほとんどだと思います。
銀行から住宅ローンを借りるには、銀行との住宅ローン手続きが必要になってきます。
住宅ローン代行手数料とは、住宅ローンを借りるための手続きを不動産会社に依頼して、不動産会社があなたに代わって銀行との手続きをする際に発生する代行費用のことです。
住宅ローンの申込みに必要な書類を揃えて、銀行などの金融機関に提出することが仕事の内容です。
住宅ローン代行手数料の相場は?
住宅ローン代行手数料の金額は、不動産会社の言い値で決まります。
特に上限が法律で決まっているものではありません。
今まで他社の見積書を色々と見てきましたが、住宅ローン代行手数料の相場は、3万円〜10万円くらいでした。
ちなみに、私が会社員時代には、会社の方針でお客様に請求していました。その時は、5万円(消費税別)でした。
住宅ローン代行手数料は支払う必要あるの?
住宅ローン代行手数料は、不動産会社に支払うのが当たり前の費用ではありません。
不動産会社の中には、必須の諸費用としている会社もあるので、不動産会社への確認は必要になります。
ほとんどの方が、お家の購入が初めてなので、不動産会社の言われるままに支払っていることが多いです。
諸費用の内容や価格についてきちんと説明しないで、支払うのが当たり前みたいに請求してきます。
きちんと説明されて、納得して支払うなら問題ありません。
住宅ローン代行手数料を節約する方法
ご自身で住宅ローンの申込みに必要な書類を揃えて、銀行へ提出することが出来れば、節約することは出来ます。
銀行は親切に教えてくれるので、不動産会社に頼らなくても自分でできる程度の内容です。
特に心配する必要はないです。
住宅ローン代行手数料の項目が諸費用の内訳にあったら、早い段階で不動産会社に詳細を確認してみてください。
注意点
不動産の契約から引渡しまでの期間が、短い時は注意してください。
通常は、契約から引渡しまで約1ヶ月間あります。
売主様によっては、この期間を2週間以内で進めて欲しいとする場合があります。
特に新築の建売業者に多いです。
契約書内で定めた期間を過ぎてしまうと違約金が発生しますので、注意してください。
住宅ローンの手続きは、①事前審査、②本審査、③金銭消費貸借契約、④住宅ローン実行とあり、時間が掛かります。
もし時間の余裕がない時は、住宅ローン代行手数料を支払った方が良いとのメリットがあれば、使ってみてもいいと思います。
銀行に直接支払う、住宅ローン事務手数料とは?
銀行で住宅ローンを利用する場合、銀行に住宅ローン事務手数料を支払う必要があります。
その支払い先は、不動産会社ではなく銀行です。
銀行へ支払う「住宅ローン事務手数料」は、必ず銀行へ支払わないといけないので、節約することができません。
まとめ
住宅ローン代行手数料は、住宅ローンに必要な書類を揃えて、銀行へ提出することができれば節約することができます。
時間の余裕と、銀行への手続きが出来れば難しいことではありません。
住宅ローン代行手数料を含めた諸費用の内容を、きちんと説明してくれる不動産会社を選びましょう。