マイホームを買うときの最後の手続き「決済」は何をするのか‼︎

こんにちは、株式会社武蔵小山不動産の吉沢です。

住宅ローンの契約が無事に終わったら、残すは物件の決済(物件の引渡し)になります。
不動産の取引は、一生のうちに何度も行うことがないため、初めて聞く用語も多く、戸惑う方も多くいると思います。

今回は、マイホームを買うときの最後の手続き「決済」について説明いたします。

決済とは

決済は、マイホームを購入する最後の手続きです。取引の関係者(売主・買主・司法書士・銀行の担当者・不動産仲介業者)があつまって、売主様に残代金や精算金のお支払いをし、鍵のお引渡しを受けることです。
通常は住宅ローンを借りる銀行で行うことが多いです。決済当日は、振込みや現金の引出しを行いますので、銀行の窓口の営業時間内で行う必要があり、大きな金額が動き、時間もかかるため、午前中に行われることが多いです。住宅ローン契約は土日も対応可能な場合がありますが、決済は平日だけです。

決済の流れ

  • 司法書士から本人確認の手続きがあり、資料が揃った段階で銀行に融資の実行を依頼します。
  • 物件の残代金・管理費修繕積立金精算金・固都税精算金・登記費用・仲介手数料などを振込んだり引出したりしますので、それぞれの伝票へ記入し、伝票と通帳を銀行に提出します。
  • 銀行側の手続きが完了するまでに時間がかかりますので、その間に、物件の売買に関する手続きが終わったことを示す「取引完了確認書」、マンションの管理組合と管理会社に所有者が変更になったことを伝える「区分所有者変更届」などの書類へ記入していただきます。
  • 銀行側の手続きが完了すると、銀行の担当者が通帳と現金を持ってきます。このとき通帳に記帳された内容を確認すると、住宅ローン契約で結んだ金額が一度買主様の口座に入り、そこから売主様に残代金を振込んだり、現金を引出した履歴が記録されています。
  • お金のやり取りが終わると、売主様から鍵の引渡しがあり、これで決済は終了です。ここで解散となりますが、その足で司法書士は法務局へ向かい、物件を買主様の名義に移転し、住宅ローンを利用する場合は、抵当権を設定します。後日、「登記識別情報通知書」がご自宅に郵送されてきます。

まとめ

事前に用意して欲しいものや、当日の手続きは司法書士、銀行の担当者、不動産会社の担当者が説明してくれますので、手続きの流れを知らなくても進めることができますので安心してください。

決済にかかる時間は、金融機関や時期にもよりますが、2時間くらい見ておくといいと思います。
月末や年度末は時間がかかる傾向があります。今まで最長4時間かかったこともあります。

マイホーム購入の一助になりましたら幸いです。

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