住宅ローンの事前審査を出すときの注意点（キャッシングなどの遅れがある場合）

こんにちは、株式会社武蔵小山不動産の吉沢です。

クレジットカード、キャッシング、携帯電話の分割払いなどの支払いが遅れたことがある人が、住宅ローンの事前審査をインターネット経由で申込みをするときの注意点についてお伝えいたします。

事前審査を出す際の注意点

インターネット経由で住宅ローンの事前審査を申込むと、金融機関の中には事前審査の時に個人信用情報を確認しないで、事前審査後の本審査で個人信用情報を確認する金融機関があります。

もしクレジットカードなどの返済に遅れがある人が、インターネットから事前審査を申込むと、事前審査には通りますが、本審査で初めて個人信用情報を確認しますので、本審査は承認されないことがあります。事前審査は承認され本審査で落ちてしまうと、時間が無駄になってしまいます。

支払いに遅れがある場合は？

返済に遅れがあって個人信用情報の履歴に不安がある人は、事前に不動産会社や金融機関の窓口に相談して、その後、インターネットからではなく、事前審査の申込書に直接記入して不動産会社や金融機関の窓口を通して審査をすることをお勧めします。
申込書に記入する方法ですと、「個人信用情報機関を利用する」をチェックする項目がありますので、事前審査の時点で金融機関は個人信用情報を確認しにいきます。クレジットカードなどの返済に遅れがある場合は、事前審査の時点で承認されないことになります。

一度住宅ローンに落ちてしまうと、審査を出した金融機関からは借りれなくなってしまうので、事前審査を出す前に、ご自身で個人信用情報を確認してみて、不動産会社、金融機関の窓口に相談することをお勧めします。どの程度の遅れがあると審査に落ちてしまうかは、各金融機関によって違います。複数の金融機関に住宅ローンを出している不動産会社は、各金融機関の特徴を把握していますので、お客様に合った金融機関を提案していただけると思います。

まとめ

安易に「とりあえず事前審査出してみましょう」だけ言ってくる不動産会社は注意してください。
個人信用情報を調べて、延滞の履歴がある場合は、履歴が消えてから事前審査を出すことが良い場合もあります。安易に事前審査を出して審査に落ちてしまうと、審査を出した金融機関からは借りれなくなってしまいますので注意しましょう。